はいどうも!こうたろです!ていうわけなんですけどねえ〜
僕の大好きなハンモックの“とある使い方”
今回は、僕が大好きな「ハンモック」のちょっと変わった使い方についてご紹介したいと思います。
ハンモックといえば、多くの方が思い浮かべるのは――
低山に登って、のんびりとお茶を飲んだり、うとうと昼寝をしたり。
もしくは、アメリカのロングトレイルのように、ハンモック泊をして軽量な山旅を楽しんだり。
実際、どちらも最高の使い方です。僕も大好きです。
でも――
僕は、ちょっと違った使い方をしているんです。
それは何かというと……
ロングトレイルを歩くとき、テントとは別に“昼寝専用のハンモック”を持ち歩いているんです。
「え、重くないの?」って思うかもしれませんが、最近のハンモックはめちゃくちゃ軽量。
コンパクトに収納できるし、パッと広げて木に吊るすだけ。設営も撤収もあっという間。
疲れたタイミングでサッと取り出して、木陰でゆらゆら昼寝する――
これが、たまらなく気持ちいいんです。
毎日何十キロも歩くロングトレイルでは、こういう“ちょっとしたご褒美”が心と体の回復にものすごく効く。
だから僕にとって、昼寝用のハンモックは欠かせない装備のひとつになっています。
【ロングトレイルと昼寝用ハンモック】〜たった300gで体力とメンタルがよみがえる〜

50kmを超えるロングトレイル。
歩き切ったあとの達成感は大きいけれど、体力的には毎回ボロボロ。
特につらいのは、前日のテント泊で寝不足のまま歩き出す日。
そんな日は、トレイル中に突然強烈な眠気が襲ってきて、
我慢しながらヨロヨロ歩くか、ベンチがあれば**『あしたのジョー』の最終回状態**で座ったまま眠りこけるのが定番でした。
でも、そんな日々を救ってくれたのが――
軽量ハンモック!

ほんの300g前後のハンモックがザックに入っているだけで、
ちょっとした林を見つけた瞬間に“仰向けで爆睡”できる環境が手に入るんです。
木と木の間にさっと張って、ふわっと横になるだけ。
もうそれだけで全身の疲れがスーッと抜けていく感覚。
しかも、医学的にも「12時〜15時の間に15分ほどの昼寝」は、
7〜8時間の夜の睡眠と同じくらいの回復効果があると言われています。
眠気でフラフラになっているときに、ちょうど良い間隔の木々と、
フラットな地面が目に入ると――
もうそれだけで心が躍るんですよね。
わずか300gの装備で、これだけの体力回復とメンタルリセット。
これほど軽さ以上の価値を感じるギアは他にないかもしれません。
ロングトレイルを歩くなら、昼寝用ハンモック。
ぜひ一度試してみてください!
ロングトレイル昼寝用おすすめハンモック!3選

昼寝にぴったりな軽量ハンモック3選!
それではここからハンモック6張持っている僕が実際に使ってる、昼寝用に最適な軽量ハンモックを3つご紹介します。
すべて「300g前後」「コンパクト収納」なモデルばかり。
ロングトレイルやデイハイクのお供にぜひチェックしてみてください!
① ENO サブ6(Sub6)

① ENO サブ6(Sub6)
超軽量ハンモックの代表格!流通量No.1モデル
僕が初めて買ったハンモックがこのENO。
それ以来、いろんなブランドのハンモックを試してきましたが、やっぱりこの寝心地が好きです。
適度に沈み込んで、適度に張る。
ふんわり包まれつつも、背中が安定している感覚がとても心地よくて、今でもお気に入りの一張です。
このSub6は、本体わずか約164gという驚異的な軽さ。
別売のツリーストラップ(約122g)と合わせても合計286gと、昼寝用としては完璧なULスペック。
ナイロン製の薄手生地でとてもコンパクト。
収納サイズは手のひらにすっぽり収まるほどで、「ポケットに入るハンモック」といっても過言ではありません。
ストラップが別売なので、好みに応じてカスタマイズできるのもENOの魅力。
強度重視か軽さ重視か、自分のスタイルに合わせて選べます。
- 価格帯:本体 ¥11,500 / ツリーストラップ ¥6,050
- 重さ:本体 約164g+ストラップ 約122g=合計 約286g
- 特徴:驚異的な軽さ/ポケットサイズの収納性/自分好みにカスタム可能
軽くてコンパクト、それでいて寝心地の妥協なし。
これからハンモックを始めたい人にも、すでにハマっている人にも、間違いなくおすすめできる一本です
ハンモック
https://enohammock.jp/products/sub6%E2%84%A2-ultralight-hammock
ツリーストラップ
https://enohammock.jp/products/helios%E2%84%A2-ultralight-suspension-system
KM4K UL HAMMOCK (ALL COMPLETE SET)

4すぐに使えるオールインワンセット。4つ目のハンモックとして購入!
これが僕の4つ目のハンモック。
何が決め手だったかというと――この奇抜な紫!
もう見た瞬間に惚れ込んで、気づけばポチってました(笑)
KM4K(カモシカ)のULハンモックは、本体・ストラップ・カラビナすべてがセットになったオールインワン仕様。
ツリーストラップまで含めた総重量はわずか276gと、ULハンモックの中でもかなり軽量な部類です。
軽いだけでなく、張りやすさもバツグン。
設営も簡単で、初心者にもおすすめしやすいセットです。
ただし、デメリットもあります。
- ストラップの作りがややチープ(頼りない印象)
- 収納袋(パッカブル部分)の生地が薄く、破れやすい
実際に数回使っただけで、パッカブル袋に小さな穴が空いてしまったことがあり、取り扱いにはちょっと注意が必要です。
- 価格帯:¥14,850(ALL COMPLETE SET)
- 重さ:ハンモック+ストラップ+カラビナ=約276g
- 特徴:軽量&セット完結型/個性的なカラー展開/設営も簡単
- デメリット:ストラップがやや頼りない/収納袋の耐久性が低め
カラーで選んでもよし、軽さで選んでもよし。
ハンモック初心者からちょっとこだわりたい中級者まで、幅広くオススメできる一本です!
https://km4k.com/products/km4k-ul-hammock-all-complete-set/
③LELEKA HAMMOCKElfy Hammock

超軽量270g。だけど、扱いにはちょっとクセありの通好みモデル(ウクライナ製)
Elfy Hammockは、ハンモック本体が約150g、ストラップと収納バッグを合わせても270gという超軽量モデル。
数あるULハンモックの中でも、この軽さはトップクラスです。
実はこのハンモック、ウクライナ製。
ヨーロッパ発のUL系ガレージブランドで、品質の高さと独特な感性が光ります。
日本ではまだ使っている人が少ないですが、だからこそ**「人と被らない装備」を探している方にはぴったり**です。
また、カラーバリエーションも豊富で選ぶ楽しみがあります:
- ダークオリーブ
- レッド
- ダークグリーン
- ライム
- バイオレット
- オレンジ
落ち着いたカラーから個性的なものまで揃っており、自分のスタイルに合った一本が見つかるはずです。
ただし、軽さゆえの“クセ”も…
Elfyは生地がかなり薄く、思ったよりも沈み込みが大きいのが特徴。
そのため、ツリーストラップはかなり高い位置に取り付ける必要があります。
低く吊るすと、お尻が地面につきそうになるので要注意。
この薄さは、夏場は通気性がよく快適で、
逆に冬はアンダーキルトの熱がしっかり伝わるという利点もあります。
一方で、春や秋の中間期は気温や風によって寒く感じることもあるので、防寒対策はしっかりと。
そして最大の難所は…ツリーストラップの取り付け!
このハンモック、ツリーストラップの取り付けがかなり難しいです。
独自の構造になっていて、YouTubeなどで解説動画を見ても、肝心な部分が分かりにくい…。
正直、初見では戸惑う方がほとんどだと思います。
購入時は、ショップで店員さんに取り付け方を教えてもらい、その場で動画に撮っておくことを強くおすすめします!
- 価格帯:¥21,780
- 重さ:本体150g+ストラップ+収納袋=約270g
- 特徴:ウクライナ製/驚異的な軽さ/夏・冬に強い構造/豊富なカラバリ
- デメリット:沈み込みが激しい/設営が難しい/価格はやや高め
軽さ最優先・個性重視で選ぶなら、Elfy Hammockは間違いなく候補に入る一本です。
ただし、扱いにはコツが必要なので、「2本目以降のハンモック」として検討するのがベターです!
https://grips-outdoor.jp/?pid=175428682&srsltid=AfmBOopAL7oh3ZaNZ2_eMqwb1-W0gbnNBcUwzaV_VqM2-ivktMKfUQR7
🌿軽量ハンモック 3モデル比較表

さいごに 〜たった数百グラムで変わる山の過ごし方〜

ロングトレイルや日帰りハイクの途中――
ふと「このまま少し寝られたら…」と思う瞬間、ありませんか?
たった300g弱の軽量ハンモックがあるだけで、
その“ひと休み”が格別な時間に変わります。
今回は3つの個性豊かなハンモックをご紹介しましたが、
どれも**「ただ軽いだけじゃない」**、こだわりの詰まったモデルたちです。
- ENO Sub6:初めての一張にもぴったりな安心感
- KM4K:すぐ使える手軽さとデザインの楽しさ
- Elfy Hammock:個性と超軽量を追求した通好みの一本
昼寝用としてはもちろん、ちょっとしたチェア代わりや景色を楽しむリラックスタイムにも使える万能ギア。
この**“昼寝専用ハンモック”の世界**を体感してほしいと思います。
次の山行では、ぜひあなたもザックの隙間に1張、忍ばせてみてはいかがでしょうか?


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