はいどうも!こうたろです!ていうわけなんですけどねー
今回は、ここ最近山やランで使ってみてすっかり気に入っている Mag-on(マグオン)ボディーローション の話をしたいと思います。
実はこのローション、数年前までは「全然売れてない」と聞いていたんですよね。ところが最近になってトレラン人気の高まりとともに注目され、じわじわと売れ行きが伸びているとのこと。
僕自身も「ほんとに効くのかな…?」と半信半疑ながら、半年前ほどオクトスで購入してみました。
値段は2,640円。
正直「ローションでこの値段?うわ、高い!」と思いつつも、興味本位で試してみることに
マグネシウムはいかに筋肉にいいのか?

登山やランニングをしていると「足が攣った!」なんて経験、誰しも一度はあると思います。
その大きな原因のひとつが マグネシウム不足。実はこのミネラル、筋肉にとってめちゃくちゃ重要なんです。
- 筋肉のオン・オフを切り替えるスイッチ役 筋肉はカルシウムが入って「ギュッ」と縮み、マグネシウムが入って「フッ」と緩みます。 つまり、マグネシウムが足りないと縮むばかりで、こわばったり、攣りやすくなってしまうんですね。
- 神経と筋肉の通訳みたいな存在 筋肉を動かすには神経からの電気信号が必要ですが、そのやりとりをスムーズにしてくれるのもマグネシウム。 これが不足すると信号がうまく伝わらず、ピクピクした痙攣や誤作動が起きやすくなります。
- エネルギーを回す裏方サポーター 長時間の登山やトレランでは膨大なエネルギーを消費します。 マグネシウムはATP(体の中のエネルギー通貨)が働くために必要不可欠で、疲労回復や持久力の維持を陰で支えてくれています。
要するにマグネシウムは、筋肉の「ブレーキ役」であり「通訳」であり「裏方スタッフ」みたいな存在。
だから足が攣ったり、疲労感が抜けないときに不足していると、一気にパフォーマンスが落ちてしまうんです。
だからMag-onボディーローションが効く
マグネシウムが筋肉にとって大事なのはわかったけど、
「じゃあ普通にサプリや食事で摂ればいいんじゃないの?」と思いますよね。
ここで登場するのが Mag-onのボディーローション です。
このローションのポイントは、なんといっても 皮膚から直接マグネシウムを吸収できる(経皮吸収) というところ。
経口で摂った場合は胃や腸を通って吸収されるので、効き始めるまでにどうしても時間がかかります。
でもローションなら塗った部分の筋肉にダイレクトに届くので、
「攣りそう!」というときや「すでに足が固まってる!」という場面で素早く作用してくれるんです。
しかもMag-onには、筋肉をやわらげる働きがある シャクヤク根エキス や カンゾウ根エキス も配合。
ただのマグネシウム補給にとどまらず、マッサージしながら塗ることで血流を促して回復をサポートしてくれます。
まさに「その場で効いてほしい時に使えるレスキューアイテム」というわけです。
実際に使ってみてどうだったか?
とまあ、ここまではメーカーの謳い文句を並べてきましたが、
「本当に効くのか?」ってところが一番気になるはず。
僕もこの半年間、100km超えのロングトレイルや縦走でMag-onローションを試してきました。
正直なところ……最初はイマイチ効果がピンとこなかったんです。
ところが先日の北アルプス、室堂から新穂高まで約50kmの縦走でちょっとした発見がありました。
2日目はしっかり塗って、でも3日目と4日目は忘れていて塗らずに行動。
その間は筋肉痛や疲労をけっこう感じながら歩いていました。
そして5日目。ふと思い出して塗ってみると――
最終日で一番疲れているはずなのに、なぜか3日目や4日目よりも体が楽に感じたんです。
「おお! 実は助けられてたんだ!」
毎日塗っていると効果を実感しにくいけど、あえて日を開けて塗ったことで違いがハッキリわかった瞬間でした。
どうやらこのローション、地味だけどちゃんと筋肉を支えてくれていたみたいです。
まとめ:Mag-onローションは“地味に効く”
今回の北アルプス縦走で気づいたのは、Mag-onローションは「派手に効く」というよりも、じわじわと筋肉を支えてくれる存在だということ。
毎日塗っていると気づきにくいけれど、塗らなかった日と比べると差がわかる。
そんな、いぶし銀みたいなアイテムです。
しかもこのローション、容量がけっこう多めなんですよね。
僕は半年間、ロングトレイルや日常の練習でけっこう使ってきましたが、まだ少し残っているくらい。コスパ的にも悪くないと思います。
ただし容器ごと持っていくとさすがにかさばるので、山に持っていくときは 百均の小さい容器に移し替えて持参するのがおすすめ。
軽量化しつつ必要な分だけ持てるので、UL志向の方にもぴったりです。
足が攣りやすい「攣り癖」のある方や、長時間の行動で筋肉の疲労をできるだけ軽減したい方にはかなりおすすめできます。


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