はいどうも!こうたろです!ていうわけなんですけど〜
――歩いたのは、215km。語るのは、その“裏側”。
5月に歩いた東京湾岸トレイル全長約215km。
神奈川・久里浜から千葉・金谷まで、東京湾をぐるりと回るこのルートは、
ほぼ全編がロード(舗装路)という、異色のロングトレイルでした。
今回はその道中で感じたこと、考えたこと、
そして…**あまり表では話していない“裏話”**を、ブログにまとめてみました。
ただの行程記録ではなく、
「ロングトレイルってこういう一面もあるんだな」
と感じてもらえるような内容になれば嬉しいです。
どうぞ、肩の力を抜いてご覧ください。
「神奈川なのに、ここは異国だった。」

――旅人と宿と、深夜の“事件”
東京湾岸トレイルを歩いた5月のある日。
東京・神奈川・千葉を巡る中で、ひとつ思ったのが…
「ホテル、どこも高っ!」
普段使っているビジネスホテル、たとえばアパホテル。
以前は7,000円前後で泊まれていたのに、今回はなんと1泊25,000円!
インバウンドの影響なのか、宿泊費が大高騰中。
さすがにこれは手が出ない…。
そんなときの味方が、カプセルホテルやドミトリータイプの宿。
今回泊まった横浜中華街の宿は、1泊約3,000〜6,000円とリーズナブル。
35km以上歩いた体には、シャワーと寝床さえあればもう十分。
本当に助かりました。
「いきなり異国感」そして、事件は起きた
チェックインして驚いたのが、
オーナーもスタッフも全員中国人。
そして、宿泊者も全員外国人。
ここ、神奈川県なんだけどな…とちょっと面食らいつつ、
“これはこれで楽しいか”とその日は就寝準備。
が、夜10時すぎ――
寝室にいた宿泊客のひとりが、聞いたことのない言語で、まさかの長電話スタート。
当然、館内は丸聞こえ。
「まあ、すぐ終わるやろ」と思いきや、
ここはあんたの家か!ってレベルの長電話。
疲れきっている体にはこたえる…。
翌朝のトレイルに支障が出そうなので、ついに我慢の限界。
スタッフに報告したところ――
すぐさま対応。
外国語でズバッとその人とやり取りし、即・解決。
この時ばかりは、
「スタッフ、優秀すぎる…!」と感動すら覚えました。
異国を感じることも含めて「旅」
文化の違いって、こういうところにも出るんですね。
たぶんその人の国では、「大部屋で夜に電話」は普通のことなのかも。
イライラした出来事だったけど、今となってはちょっとした“旅のスパイス”。
神奈川なのに異国。
旅の途中って、予想外の“世界横断”が待ってたりするものです。
ロングトレイル中に犬に襲われそうになる!

【東京湾岸トレイル旅終盤】
“犬の鳴き声がどんどん近づいてくる”って、ホラーやん…
東京湾岸トレイル終盤。
ほぼロード続きのなか、連日の疲れと睡眠不足でとにかく眠い。
「5分でいいから寝たい…」と思いながら、いい感じのベンチを見つけては小刻みに仮眠。
その繰り返しで、なんとか脚を前に進めていました。
遠くから聞こえる犬の鳴き声が…
ウトウトした頭で歩いていると、
遠くの方から「ワン、ワン」と犬の鳴き声。
「ああ、どっかで犬が鳴いてるな〜」
と思った、その瞬間――
鳴き声がどんどん、どんどん、近づいてくる!
え? え?
と思った次の瞬間、目の前に猛ダッシュしてくる犬!!
「リードしてへんやんけ!!!!」
まさかのノーリード!
そして、めちゃくちゃ威嚇してくる!
うわ、こっち来るやん!襲ってくるやん!!
振り返って大声を上げたら、
犬は板金工場の方へ逃げていき、車の下に隠れました。
「なんでリードつけてないんですか!!!」
あまりに怖かったので、
工場の方にいた従業員と目が合い、勇気を出して一言。
こうたろ:
「今そちらの犬に襲われそうになったんですけど…」
従業員:
「は〜」
こうたろ:
「リードつけてくださいよ!放し飼いにしてたら襲いますよ!」
従業員:
「…噛まれてないんでしょ?」
…え?
え?????
「この価値観の人と話しても無駄だ」と悟った瞬間
あまりにも衝撃すぎる返答に言葉を失いましたが、
「これは言い合っても何も生まれんやつや」と判断。
その日は宿もまだ遠いし、先を急ぎたかったので、
最後に一言だけ。
こうたろ:
「リードつけといてくださいね。」
とだけ伝えて、静かに立ち去りました。
なぜか歩行スピード爆上がり(笑)
あまりにも腹が立ちすぎて、
その後のトレイルは感情ブーストでスピードアップ。
皮肉にも、トレイル的には記録更新レベルのペースに(笑)
……いや、それもまた腹立つわ!
ほんと、犬は大好きだけど、
「飼い主のモラル」は、命に関わるからこそちゃんとしてほしいなと痛感した出来事でした。


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