登山は筋肉だけじゃない胃腸にも負担がかかる話

未分類

はいどうも こうたろですって言うわけなんですけどねえ。

3月9日の実体験を交えて解説

さて、今回のブログは 「登山は胃腸にすごく負担がかかる」 というテーマでお届けします。実は、先日 3月9日(日) 登山予定の前日に胃腸の不調を感じる出来事がありました。そこで、なぜ登山が胃腸に負担をかけるのか? その理由と対策を、自分の体験を交えながらお話しできればと思います。

では、いってみよ!

広島湾岸トレイル80kmに向けた準備、しかし…


3月9日、早朝5:07の始発に乗って 広島湾岸トレイル・瀬戸コース(全80km) に挑戦する予定だった。前日にはしっかりと支度を済ませ、あとは 夕飯を食べて寝るだけ の状態。

しかし、ここからまさかの展開が待っていた…。

突然の腹痛と嘔吐

「よし、軽くうどんでも食べて早めに寝よう」

そう思って近所のうどん屋に向かったのだが、 注文した瞬間に急にお腹が痛くなった

「ん? なんか変だぞ…?」

そのままトイレに駆け込み、 まさかの嘔吐。気分は最悪。結局、うどんセットを 8割以上残してしまう という事態に。

「まぁ、とりあえず寝れば治るだろう…」

そう楽観視していたのだが、 どの体勢で寝てもお腹がずっと痛い。しかも キュウッと締め付けられるような痛み が続く。

「これ…盲腸かもしれん」

痛みが引かず、不安になってネットで色々調べてみると、どうやら 盲腸(虫垂炎)の可能性が高い ことが判明。

「あかん! これは中止になるやつや…」

診断結果はまさかの「逆流性食道炎」

日曜日、なんばで 日曜診療している病院 を見つけ、すぐに向かうことに。

到着後、 胃カメラ&血液検査 を受けることになった。初めての胃カメラ、めちゃくちゃ憂鬱…。

胃の中をチェックした結果…

「うーん、これは逆流性食道炎ですね」

モニターに映し出された自分の胃の中。そこには 赤くただれた部分 が点々と広がり、さらに 良性のポリープ(4mm) が2〜3個見つかった。

「ポリープは1cm超えると手術が必要になるけど、今のサイズなら経過観察で大丈夫ですよ」

と先生に言われ、ひとまずホッとするも、 そもそもなんでこんなことになったのか? という話に。

逆流性食道炎になった原因

① 暴飲暴食のしすぎ

「うーん、思い当たるフシしかない…」

12月なんか 週5で暴飲暴食 してたし、飲みすぎ食べすぎのツケがここで一気に回ってきた感じ。

② 寒すぎて胃腸の調子が崩れた

冬の寒さで 血管が収縮 し、胃腸の血流が減少。さらに、胃を守る 粘液の分泌も低下 して、ダメージを受けやすくなっていたらしい。

つまり、 暴飲暴食+寒さ という 最悪のコンビネーション で、胃がやられる準備がしっかり整っていたということ。

「いや、もうこれはなるべくしてなったな…」

そう痛感しつつ、 登山どころじゃない状況に

ここからが本題!登山は胃腸にかなり負担がかかる

診断を受けた帰り道、ふと疑問が湧いた。

「そもそも、登山って胃腸にどれくらい負担がかかるんだ?」

調べてみると、どうやら 登山は胃腸にとんでもなくハードなスポーツ らしい…。

ざっくり 10個 にまとめると、こんな感じ。

登山が胃腸に負担をかける理由10選

1. 低酸素環境

→ 高所では酸素が薄くなり、胃腸の血流が減り、消化機能が低下。

2. 気圧の変化

→ 標高が上がると腸内のガスが膨張し、膨満感や腹痛を引き起こす。

3. 運動による消化機能の低下

→ 激しい運動中は血流が筋肉に優先的に送られ、胃腸の働きが鈍る。

4. 水分不足

→ 汗で水分が失われ、消化液の分泌が減り、便秘や胃の不調に。

5. 冷たい水や食事の摂取

→ 山では冷たいものを摂りがちで、胃腸が冷えて消化不良や下痢の原因に。

6. 食事のタイミングの乱れ

→ 不規則な食事で胃腸のリズムが崩れ、消化不良を起こしやすい。

7. 高カロリー・高脂肪食の影響

→ エネルギー補給のために脂質の多い食事を摂ると、胃もたれしやすい。

8. ストレスや緊張

→ 高所や厳しい環境ではストレスがかかり、胃痛や吐き気の原因に。

9. 腸内環境の変化

→ 普段と違う食事や水で腸内細菌のバランスが乱れ、下痢や便秘になりやすい。

10. 疲労の蓄積

→ 長時間の行動で体が疲れると、消化器官の働きも低下し、胃腸トラブルを招く。

つまり、寒さ×暴飲暴食×登山…

胃腸が悪くならないほうがおかしい生活を送っていたのか!?

登山のベストシーズンは胃腸にも影響する?

今回の診察では 特に「気温と気圧の変化」 を指摘された。

「この胃の状態でロングトレイルを歩くなら、暖かい 4月以降 にしたほうがいい」とのこと。

6月の梅雨時期は気圧の変化が激しく、胃腸に悪影響。

さらに 高山も気圧が変化しやすいため、胃腸に負担がかかる らしい。

となると、ロングトレイルを計画するなら 気圧と気温の安定した時期を選ぶ ことが重要になる。

胃腸 vs 欲望の戦い

登山はカロリー消費が激しい。

だからこそ、 ガッツリと肉や揚げ物を食べたくなる…!

しかし、胃腸のことを考えると、 消化に良い食事も取り入れるべき なのは間違いない。

結局、 街でも山でも「胃腸 vs 欲望」の戦いは続く ということか…。

さすがに、これからは 多少気をつけないとダメだな…。

コメント